大阪市の衛生的かつ清潔快適な都市づくりを目指して  
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スケジュール


2020年度 事 業 計 画
自 2020年4月1日
至 2021年3月31日

 今、世界 では昨年 12 月に 中国湖北省武漢市において、 新型コロナウイルス感染症の 発生が報告され 、瞬く間に 世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症( 19 )について世界保健機関(WHO)が3月11日、「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と表明した。

 我が国においては 、 この世界的 な 新型コロナウイルス感染症 の感染者を 1 月 15日に初めて確認して以降、感染拡大が特に都市部に顕著に現れ、 4 月 7 日に緊急事態宣言が発出されたところです 。

 こうした中で、私達の地元大阪市においては、 2 月以降 外国人観光客 で賑わいを見せていたキタやミナミの繁華街が静まり返り、更には 、緊急事態宣言を受け、 「外出の自粛」と「イベント開催の自粛」 、 「施設の使用制限」の要請等 、 不要不急の外出自粛 から、さらに一歩踏み込んで、必要最低限の外出にとどめるよう、市民に求められ 、これまで以上に、「3つの密(密閉・密集・密接)」を避け、「感染しない」「感染させない」ための対策 がとられ、顧客の営業自粛等で私たちの事業は 減収・ 減益へと厳しい状況が続いて います。

 また、私達許可業者が直面している課題として、人手不足、輸送効率の悪化・燃料費の高騰などによるコストの 増ぞう嵩すうや廃プラスチック問題、管理会社対策など山積している中ですが、 現況のように未曾有の状況下においても 私達許可業者が持続可能であるためには、 第一に 「市民から必要だと思われる」ことが重要であり、大阪市のこれからを見据え、一致団結して課題解決にあたり、持続可能で効果的な事業運営に努め、許可業者としての役割を果たしていく必要があります。

 今、直面している新型コロナウイルス感染症の対応に追われるだけではなく、今後のごみ収集事業民間委託の拡大、大規模災害を想定した災害時の緊急対応や排出事業者様への適切なサービスの提供など、私達許可業者は 「大阪の街」の公衆衛生の向上、生活環境の保全には、今後とも私達許可業者が果たす役割は極めて重要であり、 車の両輪として行政、市民 ・事業者のみなさまの負託に適切に応えていかなければならないと考えます。

つきましては、以下に掲げる事項を本年度の具体事業として提案させていただきます。

1. 協会運営の活性化と組織体制の充実
  • (1) 会議の Web 化をはじめとする協会事業の効率化と迅速化の推進(新規)
  • (2) 協会事務局の BCP (事業継続計画)の策定と運用(新規)
(第2号議案関係書類)
  • (3) 協会事業全般にわたる見直しと合理化・財務の安定化の実施(新規)
  • (4) 円滑な事業譲渡・事業承継のための協会主導の取引仲介スキームの検討・構築(前年度より継続)
  • (5) 第15 回定時社員総会ならびに役員会・理事会・各委員会・月次報告会の開催
  • (6) 古紙コンテナ事業の適正運用
  • (7) 事務局員の能力向上と人事評価制度の運用
  • (8) 委員会等の協会内部組織の枠をこえた施策協力の促進
2. 許可業者の業務品質向上と対応力強化に関する支援
  • (1) 新型コロナウィルス対応に関する情報提供と事業支援(新規)
  • (2) 「許可業者における人材確保・育成」に関する情報提供・支援(前年度より継続)
  • (3) 安全レベル向上のための具体的な取組み
  • ・始業前点呼・アルコールチェック・KY(危険予知)活動・ドライブレコーダーの活用など安全管理活動の普及啓発(前年度より継続)
  • ・安全性向上のための高機能車載装備等の情報提供・導入支援(前年度より継続)
  • (4) 「排出者アンケート」の結果を踏まえた業務品質向上のための具体策の検討と実施(前年度より継続)
  • (5) 業界標準の「一般廃棄物収集運搬契約書」のひな型の見直し(前年度より継続)
  • (6) 大規模災害時等における車両用燃料の確保のための施策検討(前年度より継続)
3. 大阪市との協議・要望申し入れ・政策提案ならびに連携の強化
  • (1) 事業の安定的・継続的な運営のための事業環境整備に関する調査・検討・政策提案の実施
  • ・「事業系料金の適正なあり方について」
  • ・「大阪市家庭系委託事業の適正な受託のあり方について」
  • ・「『廃プラスチック等』の適正な処理のあり方について」
  • ・「効率的輸送と環境負荷低減のための処理施設等の配置と能力について」(前年度より継続)
  • ・「輸送ならびに事務手続き効率化のための搬入指定枠の弾力的運用について」(前年度より継続)
  • (2) 災害時における大阪市との連携精度向上のためのマニュアル整備・防災訓練の実施・ブロック体制の具体化
  • (3) 環境局との連携による「従事者講習会」「安全講習会」の開催
(第2号議案関係書類)
  • (4)廃棄物サンプリング調査業務への協力
4. 許可業者ならびに協会に対する理解の浸透と評価の向上
  • (1) 「きれーたん」を軸とした業界イメージ向上策の実施
  • ・「きれーたん着ぐるみ」「きれーたんのテーマ」を活用した継続的なPR活動の実施(前年度より継続)
  • ・業界広報パンフレット「きれーたん通信」の定期的発行と配付
  • 大阪市会との意見交換会・勉強会の開催(政治連盟との連携)
5. 継続的な社会貢献活動の実施
  • (1) 新たな社会貢献のテーマの検討(前年度より継続)
  • (2) 公園砂場清掃・献血活動・ライフキャップ運動の継続・活性化
  • (3) 大阪市内各種イベント等における協力
  • (4) 環境省が推進する「プラスチック・スマート」キャンペーンへの参加
6. 他団体・他組織との連携
  • (1) 政令都市における業界の諸問題に関する継続的対応と情報共有の実施(前年度より継続)
  • (2) 大阪廃棄物処理(株)との連携(管理会社対策等)
  • (3) 大阪市環境経営推進協議会への人材派遣
  • (4) 日本環境衛生センターからの業務受託
7. 中長期課題への対応
  • (1) 業界の10 年後のあり方を見すえた長期ビジョン「2030 ビジョン(仮称)」の策定(前年度より継続)
  • (2) 「業界一元化」実現に向けた具体的な実行計画の策定と実施(「業界一元化」スキームの再策定と課題の洗い出し・タイムスケジュールの検討)(前年度より継続)
  • (3) 都市制度の変更を想定した影響の調査と対応策の検討(前年度より継続)
以上の事業を中心として、会員の皆さま、大阪市行政当局並びに関係各位との連携をもって的確・タイムリーに運営して参りたいと考えておりますので、より一層のご支援ご協力を賜わりますことを御願い申し上げ、2020年度の事業計画とさせていただきます。

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